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イオンシネマ車椅子騒動

イオンシネマ車椅子騒動まとめ「車椅子使用者や専門家から非難の声も」

イオンシネマ車椅子騒動
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車椅子インフルエンサーとして活動している中嶋涼子さんとイオンシネマとの間で起こった騒動について、ネット上では意見が割れ炎上しています。

本記事ではその騒動についてまとめました。

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車椅子インフルエンサー中嶋涼子が炎上!映画館での出来事をXで投稿

今回のイオンシネマでの騒動は、車椅子インフルエンサーである中嶋涼子さんの、以下の投稿から始まりました。

上記を踏まえ、イオンシネマのグランシアタ―(次項で詳細記載)で起こった、イオンシネマの支配人らしき人と中嶋さんのやり取りがこちら。

支配人
支配人

この劇場はご覧の通り段差があって危なくて、お手伝いできるスタッフもそこまで時間があるわけではないので、今後はこの劇場以外で見てもらえるとお互いいい気分でいられると思うのですがいいでしょうか。

中嶋涼子さん
中嶋涼子さん

え、でも今まで手伝って頂いて3回以上ここで見てるんですが?

支配人
支配人

他の係員に聞いたところそう言った経験はないとおっしゃっていまして、ごめんなさい

中嶋涼子さんは今までも同じ劇場で何回も映画を見ているのに、なぜいきなりダメになるのだろう!と投稿で怒りと悲しみを露わにしています。

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車椅子騒動が起こったのはシアタス調布のグランシアター

シアタス調布は全国でも群を抜いて設備の整った映画館

中嶋涼子さんが上記のように対応されたのが、イオンシネマのシアタス調布のグランシアタ―席。シアタス調布は全国でも群を抜いて設備の整った映画館ともされています。

シアタス調布

以下はシアタス調布のグランシアタ―。

グランシアタ―

リクライニングができるため、足は床と水平までのばすことができ、背もたれもかなり倒れるのだそう。自宅でソファーに寝っ転がっているような自由な姿勢で、疲れることなく映画を楽しめる場所として親しまれています。

座席はわずか36席しかなく、席と席とのスペースもゆったりしており、周りの人の存在も気になることなく映画に集中できるそうです。

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中嶋涼子さんが座った席は?

今回中嶋さんが座っていた席がどこなのかは明確にはわかりません。しかし、中嶋さんさんのX投稿を見る限り、過去に利用した際に座っていた席は2回ともA3席。

中嶋さんのX投稿に「4段の階段がある席」との記載があるため、今回の騒動時もA3の席に座っていたのではないかと考えられます。A3の席とは、下画像のオレンジの丸で囲まれた席ですね。

同じくオレンジの丸で囲んであるのが「4段の階段」ですね。

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イオンシネマ「車いすユーザーへの不適切対応」としてお詫び文を掲載

中嶋さんのX投稿に対し、イオンシネマはXの公式アカウントにてお詫び文を掲載しています。

【弊社従業員による不適切な対応に関するお詫び】

この度は弊社従業員によるお客様への不適切な対応につきまして、お客さまおよび関係者の皆さまにご不快の念をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

弊社が運営するイオンシネマシアタス調布のグランシアタ―において、お客さまの映画のご鑑賞後に弊社従業員がご移動のお手伝いをさせていただく際、お客さまに対し、不適切な発言をしたことが判明いたしました。お客さまは楽しみに当劇場にお越しいただいたにも関わらず、不適切な対応により大変不快なお思いをさせてしまいました。弊社の従業員への指導不足によるものと猛省しております。

日頃より弊社イオンシネマをご愛顧いただいているお客さま、関係者の方々へも多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしておりますこと、重ねてお詫び申し上げます。

今回の件を重く受け止め、イオンシネマシアタス調布を含む全てのイオンシネマにおいて、従業員へのお客さま対応の教育再徹底と再発防止策を講じると共に、設備の改善を進め、お客さまの信頼回復に努めて参ります。

2024年3月16日

イオンエンターテイメント株式会社

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イオンシネマシアタス調布の車椅子席は?

今回の騒動が起こったイオンシネマシアタス調布には、車椅子席設置のスクリーンが多く存在することも炎上の1つの要因となっています。

スクリーンごと車椅子用スペースの席数

以下はスクリーンごとの車椅子席スペースの席数です。

通常座席車椅子用スペース
1スクリーン150席2席
2スクリーン82席2席
グランシアタ―36席なし
4スクリーン79席2席
5スクリーン213席2席
6スクリーン128席なし
7スクリーン196席2席
8スクリーン82席2席
9スクリーン98席2席
IMAXレーザー410席4席
11スクリーン62席2席

11スクリーン中9スクリーンに車椅子専用スペースがあるようですね。

車椅子用スペースの場所は?

車椅子用スペースがスクリーンのどの場所にあったのか見ていきましょう。スクリーン1、5、11を例に確認してみました。

赤丸部分が車椅子用スペースではないかと考えられます。車椅子用スペースは非常時すぐ避難できるようにするためにも、段差がなく、出入り口に近い場所に設置されています。

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イオンシネマ車椅子騒動に賛否の声続々!

中嶋涼子さんの投稿から始まったイオンシネマ車椅子騒動。ネットでは賛否の声が多数あがっています。

中嶋涼子さんに対して批判の声

車椅子の人は自分が自由自在に移動できないのわかってるんなら介助者連れていかないとって普通に思った。映画館スタッフって車椅子介助の講習とか受けてたりするのかな?いきなり来て手伝えって言われたら困ると思うんだけど。 自分で席までつけないのなら来るなは当然。

支配人さんの言い方はまずかったかもしれないけど。いくら障害者に配慮は必要だからといってヘルパーでもない人が車椅子抱えて座席に座らせるのは負担があり過ぎじゃないですか。 映画館スタッフの仕事とは思えない。 車椅子のまま観るか付き添いヘルパーをつけたらいいのでは?

イオンシネマの車椅子ユーザーへの対応が炎上してるけど、同じ車椅子ユーザーとして… ①自力で無理な事はしない ②それでもその席で見たいなら介助の人を自力で調達する ③事前にシアターに電話確認する これ全部ワシはやってる。 やってもらえて当たり前はおかしくないかい?

私も同意見です。理学療法士ですけど、車椅子持ち上げての移動は車椅子によっては持ってはいけない場所があったり、介助者が車椅子で指怪我や乗車人がバランス崩して転倒したり…階段がある地域は移送支援のサービスが存在するぐらい難しいものなので、怪我がなくてよかったと本当に思います。

イオンシネマ、車椅子クレーマーの中嶋涼子 消防法によると、車椅子の席は火事など緊急事態の際にすぐに避難できるように一番出口に近い位置に設置する必要があり 通路には一定の幅が規定されています こいつが選んだ席はどこかな? こいつの目の前の通路の幅はどうかな?www

車椅子を持ち上げてもらって階段を移動することは、専門家から見るととても危険なことのようですね。中嶋さんと同じ車椅子ユーザーでも、「やってもらって当たり前はおかしい」と主張している方がおられ、やはり人それぞれの価値観の違いがあるのだと考えさせられますね。

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中嶋涼子さんを擁護する声

(抜粋)

  • 脊椎に障害のある人間が 2時間以上、首をほぼ90度に 近い状態でいることが どれだけしんどいか、想像してほしい。
  • (車椅子専用の座席には)映画館で一番売れ残る最前席しか 準備されないのだ。
  • 1人で映画を観たい気持ちの時や、アテンドを依頼しても すぐに見つかるかわからないことを 知ってほしい。
  • 【2024年4月施行等】改正障害者総合支援法という法律がある。

悲しい…… 車椅子に乗っている方たちが、外出しなくなる理由のひとつ。 それが、介助の拒否。 ハード面がいくらバリアフリーになったって、ソフト面特に人の心が変わらないと本当のバリアフリーにはならない

気持ちの面でも、認知の面でも、設備の面においても障害をもつ側にとってつらい面があるのは確かですね。

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