焼けた車の中に遺体「付近で２件の前例が…犯人は同じ？」千葉県大多喜町

2024年２月7日、大多喜町大田代の町道で焼損した車から20代～40代ぐらいの男性の遺体が発見されました。男性は死後数日経過しているとみられ、車が燃える前に死亡していた可能性があるとのこと。

実は今回の事件と類似した事件が過去に２件、大多喜町付近で発生しているのです。本記事ではそれら２件の事件についてまとめました。

前例①千葉県大多喜町小沢又で焼けた車が発見

千葉県大多喜町では、2023年３月にも焼けた車から遺体が発見されるという事件が起きています。その事件の詳細がこちら。

この事件では近くを通った人が車が焼けているのを発見。その後消防に通報し、火は消し止められましたが、全焼した車の中から２人の遺体が見つかったということです。

千葉県大多喜町小沢又とは、今回の事件場所から3〜4キロの離れた場所。千葉県大多喜町小沢又の地図がこちら。

赤線で囲まれている部分が千葉県大多喜町小沢又に該当し、養老渓谷駅からは直線で1～1.5km南。県道とはおそらく地図にある178号線のことだと思われます。観光地が近いため車通りはありそうですが…。この事件に関し、遺体の身元など調べてみましたが詳細は分かりませんでした。

今回の事件との大きな違いは

• 車が燃える以前に遺体が死亡していたという報道はされていない
• 遺体が２名

といった点でしょうか。

前例➁2015年千葉県大多喜町堀之内で焼けた車が発見

千葉県大多喜町では、2015年にも似たような事件は起きています。その事件の詳細がこちら。

この事件が起きた大多喜町堀之内は今回の事件場所から約14キロ離れたところです。大多喜町堀之内の地図がこちら。

こちらの事件も前項と同じように遺体が２名だったようです。

死体遺棄事件の犯人は？

同一犯の可能性

本記事で紹介した２件の前例は車内で発見された遺体が、焼ける前に死亡していたのか、焼けて死亡したのかが明らかになっていません。死亡した本人が車に火をつけ自殺を図ったとも考えられます。

しかし、もし自殺ではなく事件だったのであれば、千葉県大喜多町という同じ場所で３件も同じような事件が起きている…。これは同一犯の可能性がかなり高いのではないでしょうか。

ちなみにこちらは千葉県大喜多氏の面積と人口です。

複数犯の可能性

今回の犯人も、過去の事件が遺体遺棄事件だった場合の犯人も、複数犯だと考えられます。その理由は

どの事件も山林付近で起こっており、そこから徒歩で逃げるというのはかなり無理があります。となれば、事件現場には遺体を乗せた車を運転する人と、逃げるための車を運転する人の、少なくとも２名が行かなければ犯行は成り立ちませんね。

犯人は反社組織の可能性

今回の事件に関し、ネットでは犯人は反社組織のものではないかという声も上がっています。

今回の事件で死亡した男性は、損傷が激しく複数骨折していたとも報道されています。反社組織から暴行を受けてからの遺体遺棄と考えてもおかしくはありませんね。