金沢市のファミマが水を高額で販売。本社謝罪「無理がある」「嘘つき」

１月１日１６時１０分頃に起きた石川県能登地方での地震。徐々に支援物資が被災者のもとへ届くようになってはきているものの、現在もなお不足している状態です。

そんな中、石川県金沢市のファミリーマートが、水を通常の２倍の価格で販売。そのことに関して、本社から謝罪があったものの、「うそつき」「素直に謝れ！」とネットでは大きな批判を受けています。

金沢市のファミマが水を高額で販売

石川県金沢市のファミリーマートで「宮崎県霧島の天然水」1020ミリリットル12本入りが、通常価格の税込1788円の2倍となる3576円で販売され、ネット上で告発されました。

それを受け、ネット上では当然ながら冷たい反応。

これらの反応、無理もないですよね。人が困っている時に、それに乗じてお金儲けをしようという発想になること自体、嫌気がさします。

しかし、この事態に対し、ファミリーマート本社が行動に出ます。

ファミリーマート本社の謝罪文

　2024年1月4日（木）に石川県金沢市内の加盟店にて、「宮崎県霧島の天然水1020ml」12本入りの価格を本来税込1,788円と記載すべきところ、24本入りの価格である税込3,576円と誤った価格表示を行っていたことが判明しました。

このたび、ファミリーマート本部において事実関係を確認しましたところ、当該店舗において、箱入り飲料水の飲料の本数を間違えて手書き販促物を作成したことがわかり、現在は、正しい通常価格の表記とさせていただいております。

なお、誤った価格での販売はございません。

※レジ会計時も正規価格が表示されます。

ファミリーマート公式HP

ファミリーマート公式HPの謝罪文によると、１２本入りの価格を２４本入りの価格で表記してしまったとのこと。

渦中にある金沢市のファミリーマート店では、４日夜のうちに水が撤去され、定価に戻されました。おそらく炎上したことで本部に伝わり、対応するよう本部から直々に連絡がきたのでしょう。

謝罪文は納得できる？ネットの反応「無理がある…」

謝罪文を受け、ネットでは以下のような反応が上がっていました。

確かに、いつも品出しを行っているプロが、本数を間違えたということは考えにくいですよね。商品に貼られた手書きの紙にも、しっかりと１２本入りと書かれています。

また、大変な状況下で＂お客さんに水を少しでも安く手に入れてもらえたら…＂という気持ちがあれば、このような間違いは起こさないはずです。

金沢市のファミマ、以前からの口コミも最悪

ネットでは、このお店の日頃の口コミも話題となっていました。

口コミを見る限りでは、今回のような対応をするのも納得のコンビニ店のようです。いいねの数が多いのは、それだけの人がコメントに対し共感しているということなのでしょうか。今回のことは、このお店が独自で行ったことのようなので、ファミリーマート全体が叩かれてしまうのも可哀そうな気もしますね。

目先の利益に走ってしまった今回の出来事…。数か月後、このお店は存在しているのかが気になるところです。